どーも、ふわりふらりでございます。
ブログを始め、2回目の記事から6連続でラグビーについて書いてまいりましたが、ラグビー日本代表を始め、各国代表の全力プレーを観ているうちに、なぜだかよく分かりませんが、ある方々の記事を書きたくなり、ただいまPCの前に座ったわけです。
そのグループというのは、超個性的で、はみ出している……、ここまで読んで気がつかれたあなた、あなたも相当ですな。といいますか、すでに下に見えておりますね。そうです。『青春日本代表』を自負する、この方々です。
受け手はそれを微塵も感じないのですが、ちょっとセクシーな感じを出そうとしているところが健気で、そこがまた素敵です。しかしまあ、なんといいますか、個性的なダンスと歌が、はみ出しちゃってますよね。
4人娘の第一印象
この『新しい学校のリーダーズ』を初めて知ったのは、なにしろ数年前のことでしたから番組名すら忘れたのですが、とにかく午前中のワイドショー的な番組でした。そのときは、「なんだか独特な娘たちだな。ちいとばっかし、不気味なんでないかい?」と思っただけでしたが、少し前にユーチューブで目にした時、「ああ、あの不気味な独特娘たちだ」とすぐに思い出したのは、無意識ながら、その独特さに、そして不気味さに、よほどのインパクトを与えられていたに違いありません。
ふわりは、エンターテイナー系のグループでは、『SMAP』や『関ジャニ∞』が、その楽曲のよさと、メンバーのキャラに好感を抱いておりましたし、ダンスについても、日本テレビで20年近く前に放送されていた『少年チャンプル』や『スーパーチャンプル』を観て感動していた記憶はございます。けれども、それ以外は、男女関係なく、アイドルはおろか、エンターテイナー系のグループにも、ダンス(ユニット)にも、一切合切興味がございません。なのに、なぜかこの『新しい学校』には強烈に惹かれたのです。不思議でした。とはいえ、ユーチューブで彼女たちの動画を観ながら、ふわりの口から出てくる言葉は、普段どおりの汚い言葉使いでそのまま書きますと、「こいつら、まじでかっこいいな」とか「凄いわ、この娘ら」とか「面白い娘たちだわぁ~」の三択ですから、彼女たちに惹かれる理由は「かっこいいから」とか「凄いから」とか「面白いから」いうことになるのでしょうが、それなら、どこがかっこいいのか、なにが凄いのか、どんなふうに面白いのか。という話になります。バリエーションに富んだ曲や、掛詞を多用した遊び心のある歌詞はもちろんのこと、最初はこう思っておりました。
『新しい学校』の魅力①
それは「相反する2つの要素もしくはベクトルの異なる2つの要素を併せ持っている」ということです。2つの要素というのは、たとえば、彼女たちが注目されている理由のひとつである『踊り』であれば、『かっこいい』と『コミカル』、『妖艶』と『清楚』、『美しい』と『可愛い』といった感じですね。そしてその対になった要素同士が互いに引き立て合っている。さらには4人のキャラもそれぞれ非常に個性的で、これまた互いに引き立て合ってるんですよね。その多面性が魅力なんだと。
というのも、ふわりは俳優の西田敏行さんや阿部寛さんが大好きなんですね。このお二人は『かっこいい男』と「コミカルな男」という正反対の役を的確に演じ分けられる。そしてまた『いい人』と『悪い人』という両極端な役をも見事に演じ分けられる。その多面性がひとつの大きな魅力ですよね。ですから、『新しい学校のリーダーズ』についても、そんな感じかなと思っていたんです。
さておき、とりあえず、ここでもう1曲。
すべての振り付けを自分たちで考えているそうです。4人娘が集って、「ここはこうしよう、ああしよう」、「こんなの考えてきたんだけど、どう?」などと話しあいながら振り付けを考えているんでしょうね。この4人の才能。凄くないですか。ふわりの口からは、ただただ感嘆の溜息が漏れるばかりです。
ではここで、今まで彼女たちをご存じなかったレディース&ジェントルマンの皆さまのために、私ふわりが、その独断と偏見にもとづき、年齢順にお一人ずつご紹介いたします。
メンバー紹介
【MIZYUさん】
リーダーの中のリーダー。ツインテールの子。見た目は可愛い孫娘系、キャラはプチ不思議系で、ときに芝居がかった口調で話し、周囲の者を笑わせるか、もしくは引かせる。踊りは「この娘、なんかに憑かれてるんじゃね?」と思わせ、観る者を惹きこむか、もしくは引かせる、いわゆる憑依系。低い姿勢で憑かれたように踊るところが、たまらなくかっこよく、見る者の目を釘付けにする。
【RINさん】
刈り上げツーブロックの子。見た目はメンバー間でもっともダンサー系、かつクール系。それゆえグループの若干濃いパフォーマンスを引き締め、また一服の清涼剤にもなっている。キャラは見た目と違ってラブ&ピース系で、そのおっとり口調は、メンバーがピリッとしそうになればその場を和ませるか、軽い眠りにいざなう。踊りは見た目どおり、キレキレのかっこいい系。
【SUZUKAさん】
眼鏡をかけたショートカットの子。見た目は生徒会系だが、キャラは真逆で、なにをしでかすか分からない破天荒系。その奇行ぶりは、周囲の者をハラハラさせるか、「もう好きにして」とあきらめに似た境地におとしいれる。踊りは、長い手足を活かしたダイナミック系で、歌も上手い。じつは繊細で真面目なのでは、とも思える。
【KANONさん】
ストレートロングの子。見た目は正統派美人系、キャラはおっとり系で、その言動は男子の心をくすぐると思われるが、女子には「こういう女には自分の彼氏は紹介しない」と思わせる。踊りは「クラシックバレエの素養でもあるのかな」と思わせるような綺麗系だが、組体操ではSUZUKAさんを肩車するほどの強靭な足腰も持つ馬力系でもある。
はるか昔の記憶
彼女たちのパフォーマンスを観ていると、思い出すことがあります。それは、はるか昔、ふわりが大学生の頃の話です。所属するラグビーサークルに、ジャイアンを実写化したような、ある意味『ザ・フォワード』といっても過言ではないような男がいたんですね。ある日、そのジャイアンが言ったのです。
「よお、ふわり。今度よ、○○大学の文化祭でよ、俺の彼女が入ってるチアリーダーが踊るんだよ。ひとりでいくのは恥ずかしいからよ、おめえも行くぞ」
なんたる横暴。ふわりの人権をまるで無視したかのような言い草。ふわりは即断即決、即答いたしました。
「OK、OK! で、いつ?」
ジャイアンの口ぶりに多少の憤りは感じたものの、基本的に彼はいい奴です。練習終わりの体育館裏、皆に隠れて二人でタバコを吸う仲です。なにより、チアリーダーに多大なる興味および関心を抱いた青年ふわりは、当日、○○大学の最寄駅でジャイアンと待ち合わせ、お目当てのチアリーダーを拝見に、まるでスケベ心が服を着て歩いているかの如く、いそいそとキャンパスに向かいました。
体育館ならではの体育座りをしながら、今か今かとチアリーダーの出番を待つ『ザ・フォワード』と『ザ・スケベ心』のコンビ。おそらくその異様なコンビの周りには、周囲を寄せ付けないオーラが「俺らに触ると火傷するぜ」と言わんばかりに、メラメラと揺らめいていたことでしょう。そしてようやくチアリーダーが登場。パフォーマンスが始まった瞬間、『ザ・スケベ心』のスケベ心は、チアリーダーが振り上げた健康的美脚に蹴飛ばされ、はるか彼方に飛んでいきました。感動したんです。「なにこれ、めっちゃ、かっこいい」と。踊りって、人の心をとらえて、少しずつ躍らせていきますよね。
『新しい学校のリーダーズ』のパフォーマンスは、そんな昔の記憶を、ふわりの脳の奥深く、海馬から誘い出してくれたということです。ここでもう1曲、今度はカッコイイ系の曲を。
曲調、歌詞、踊りが、どこか氣志團を思い出させます。彼らの曲にも、めちゃくちゃかっこいいのがありますからね。
ここいらで、またもや私ふわりの独断と偏見にもとづき、与太話をさせていただきます。
こんな『新しい学校のリーダーズ』が見てみたい
ということで、ランキング形式で進めます。
【第3位】聖飢魔Ⅱとコラボ
これ見たいんですよね。4人が聖飢魔Ⅱメンバーと同じメイクをして、振り付けを考えて。聖飢魔Ⅱが目論んだ世界征服を引き継ぐという演出で。曲はやっぱり『蠟人形の館』ですな。
【第2位】4人主演のミュージカル
演目は『若草物語』ですね。振り付けはもちろん4人で、ストーリーは宮藤官九郎さんにお願いするんですが、4人の意見も取り入れてもらって、自由と個性ではみ出しちゃった若草物語が観たいなと。
【第1位】ピンクレディーのカバー
昭和歌謡大好きなSUZUKAさんですから、きっと歌いこなしてくれるでしょう。もちろん振り付けは新しい学校バージョンで、曲は『渚のシンドバッド』か『モンスター』がいいなあ。
【番外編】スカイダイビング
4人でスカイダイビング、ほっぺをブルブル震わせながらのオトナブルー、そして首振りダンス。面白そうだけど、さすがにこれはかわいそうか……ということで却下。
以上、与太話でした。
『新しい学校のリーダーズ』の魅力②
ここまで書いて、ようやく気づきました。彼女たちの、どこがかっこいいのか、なにが凄いのか。それは、つねに全力、自分たちのパフォーマンスを全力で最高のものにしようとしている、その心意気です。さらには、彼女たちからは「私、可愛いでしょ。(だからライブに来てね)」とか、「私、きれいでしょ。(だからダウンロードしてね)」といった魂胆を感じないんです。もちろん年頃の女の子ですから、自分を可愛く見せたい、綺麗に見せたいという気持ちはあるのでしょう。たしかに彼女たちのパフォーマンスには、可愛い部分も、綺麗な部分もあるんですけど、それはあくまでも『パフォーマンスのひとつの要素』と割り切っているような、そんないさぎよさを感じるんですよね。だから見ていてうんざりしない、ずっと観ていられる、そんな感じがする初秋の晩でございます。では、彼女たちの新曲を。
そうそう、NHKさん、次回のラグビーワールドカップのテーマソングは、『全力』つながりということで『新しい学校のリーダーズ』にお願いしてみてはいかがでしょうか。たとえば、こんな曲もありまっせ。
個性と自由で、世界にはみ出していけ、『新しい学校のリーダーズ』!
てなことで、ここらでお開きとさせていただきます。
また、次回お会いしましょう! ありがとうございました。
ふわりふらり
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